会長挨拶



第14回日本内分泌学会
関東甲信越支部学術集会
会長 七里 眞義
(北里大学医学部内分泌代謝内科学 
主任教授)

この度、第14回日本内分泌学会関東甲信越支部学術総会を、平成25年9月27日(金)、28(土)の2日間にわたり、横浜市のパシフィコ横浜におきまして、開催させていただくこととなりました。

日本内分泌学会には全国規模の学術集会として、最新の研究を中心とした学術集会である総会と、アップデートな知識と技能を身につける臨床内分泌UpDateがあります。これらに加えて地域医療の活性化を目指して発展してきた支部学術集会がありますが、実地医療を担う臨床医が中心となって内分泌代謝疾患の診断、治療、予防に関する最新の知識を習得する場としての役割を果たしてまいりました。第14回学術総会では関東甲信越支部ならではの豊富な陣容を生かして、主要な臨床内分泌・代謝・糖尿病疾患はもちろんのこと、最近、注目されている2次性高血圧を含む難治性高血圧疾患から稀少内分泌疾患にいたるまで、幅広い知識と技能が習得できる機会となるよう鋭意準備に励んでおります。広い領域の臨床医の皆様には内分泌・代謝疾患の診療に関する有用な情報をご提供できるよう、若手の方々は専門医をめざす修練の重要なステップとなるように、また、専門医にとっては最新の情報が得られるようにと企画を進めており、わかりやすく有意義な学術集会となるものと思います。

学生やレジデントなどの若い方々にも、学会発表の経験を通じて内分泌・代謝疾患診療の魅力を体験していただくために、前回までと同様に、参加費無料の学生・コメディカルのセッションを設け、優秀演題の表彰を予定しております。多くの皆様から、是非、症例報告や臨床研究として演題を御登録いただき、御経験を分かち合わせていただきたく存じます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。