第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 教育ワークショップ
企画名 | 【ワークショップ34】診療所での臨床研究は可能なの? |
日時 | 7月3日(日) 13:00〜15:00 |
会場 | 第5会場 2階 クリスタルルームC |
開催の目的 | 今、プライマリ・ケア領域での研究の重要性が叫ばれ、リサーチのデザイン、プロトコール作成などについては勉強会やサポートの機会も多くあります。しかし、プロトコールが完成しても,実施の段階で必要とされる事,直面しうる障害などについてはまだ,広く認識されている訳ではありません。 本WSでは、研究デザイン・プロトコールの作成が完成した後,いかに実施段階を精巧に持ち込むかについて、ブレインストーミングします。 |
対象 | 臨床現場での研究実施に興味のある方。共同研究に興味のあ る方。プロトコール作成は修了して実施直前の段階にある方など。 |
申込定員 | 36名 |
企画責任者 | 中山 久仁子(マイファミリークリニック蒲郡) |
演者 |
岡田 唯男(亀田ファミリークリニック館山) 寺岡 英美(亀田ファミリークリニック館山) 家 研也(三重大学医学部附属病院総合診療科) 川島 正充 (亀田ファミリークリニック館山) |
アドバイザー | 伊藤 彰洋(ファミリーメディスン株式会社) |
企画概要 |
鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山(以下当院)では旧日本家庭医療学会の研究助成金を得て昨年7月から12月までハーブを用いたランダム化二重盲験を実施しました。しかしながら,その実施にあたっては、倫理委員会の承認、資金確保、協力者確保、被験者確保などの様々な段階で障害に直面することとなりました。 このWSでは、それらの詳細とどのように対応したかを参加者と共有します。そして参加者は *臨床研究を実施する段階で直面する可能性のある障害をいくつか列挙することができる *上記をふまえて診療所で臨床研究を実施するにあたり、前もって障害に対処する手段を考えることができる ことを目指します。 また、参加者からの豊かなアイデアを求める事で、当院での今後の研究実施の際の参考とし、また今後共同研究に興味のある研究者、研究施設も募集する予定です。 |