第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 教育ワークショップ
企画名 | 【ワークショップ33】動機づけ面接法 定員になりました |
日時 | 7月3日(日) 13:00〜15:00 |
会場 | 第12会場 20階 パールホールC |
開催の目的 | 行動変容に有効な動機づけ面接法の紹介 |
対象 | 医師、歯科医師、薬剤師、保健師、看護師など |
申込定員 | 30名 |
講師 | 小畔 美弥子 (おぐる医院/ 兵庫医科大内科学総合診療科) 磯村 毅(リセット禁煙研究会・予防医療研究所 トヨタ記念病院禁煙外来) 加濃 正人(新中川病院) |
企画概要 |
動機づけ面接(Motivational interviewing)は、患者の変化への動機を引き出すコミュニケーション法です。
もともとは問題飲酒の介入法として開発されました。
その後、行動変化が重要であり患者の動機の欠如が問題となるアルコール薬物依存、禁煙、
服薬アドヒアランス、糖尿病、肥満、心疾患、HIV/AIDS予防などにおいて有効とのエビデンスが蓄積され、
医療保健福祉の分野で広まりつつある技法です。
動機づけ面接を学ぶ利点として、下記があげられます。 ①他の心理療法・精神療法とも共通する"基本"が 身につく ②原則や基本スキルなどがまとめられていてとっつきやすい ③幅広い場面で使える ④学習可能:さまざまなトレーニングの方法が開発されている ⑤短期間で効果がある、1回あたりが短時間でも使える ⑦面接がうまく行えているかの評価法を持つ ⑧"抵抗の強い"患者や変化へのステージの早い段階の患者に役立つ ⑨治療への参加、継続の改善 ⑩医療従事者の"燃えつき"を防ぐ このワークショップでは、動機付け面接の紹介をエクササイズを通じて行います。 |