第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 教育ワークショップ

企画名 【ワークショップ30】Diagnostic presentation
(指導医養成講習会) 定員になりました
日時 7月3日(日) 13:00〜15:00
会場 第9会場  3階 エメラルドルームD
開催の目的 症例のプレゼンテーションにはその場の状況に従って様々なやり方がある。どんなプレゼンテーションにも共通するのが、「聞く相手がいる」ということである。つまり聞く相手が何を求めているかによってプレゼンテーションのやり方を変えなければならない。今回は聞く相手が「診断は何か」ということを求めていると仮定したプレゼンテーションの仕方を学び、臨床診断推論と鑑別疾患を念頭に置いたトレーニング法を身につける。
対象 初期研修医、後期研修医、若手医師、指導医
申込定員 36名
講師 濱口 杉大(江別市立病院総合内科)
岸田 直樹(手稲渓仁会病院 総合内科・感染症科)
企画概要 聞く相手が何を求めているかを考えながらプレゼンテーションしたことがあるだろうか。聞く相手が徹底的に診断や鑑別診断にこだわっているとしたら、プレゼンテーションはそれを意識したものでなければならない。例えば「患者の名前」は診断に関係があるだろうか。なければそれはDiagnostic Presentationでは「言ってはならない」。 このようにDiagnostic Presentationは徹底的に「診断は何か」ということにこだわったスタイルでおこなうものであり、プレゼンターションが上達するだけでなく、これをトレーニングすることで普段の臨床診断推論の能力が向上すると期待する。

Diagnostic Presentationについての概要を説明し、まず主訴ではなく症例を1文でまとめた「Opening Statement」を作成し発表する。その後、問診をする医師と患者の会話文が書かれたシナリオをグループで検討し、それを決まったプレゼンテーションの形に「おこして」整理し発表する。最後にみんなで各々のプレゼンテーションを振り返ったり鑑別疾患を考えたりしよう。
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