第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 教育ワークショップ

企画名 【ワークショップ29】「primary care pipeline」PC医育成のための学会への提言
日時 7月3日(日) 13:00〜15:00
会場 第8会場  3階 エメラルドルームC
開催の目的 医学生がPrimary Care(PC)領域に進むというキャリアを取るとき、「医学部入学→講義→大学病院実習→PC領域の実習→PC領域に関心を持ちながらの初期研修→家庭医療専門医後期研修→PC医としての実践」という流れがあります。このキャリア・パスを「Primary Care Pipeline」と呼んで、ワークショップではグループ討議により日本のPipelineを分析し、PC医を増やす方法を考えます。
対象 プライマリ・ケア医の育成に興味のある全ての方を歓迎します。こちらで想定している参加者は内容に書いてあります。
ディレクター 前沢 政次(倶知安厚生病院総合診療科)
司会 川畑 秀伸(北海道大学医学研究科医療システム学)
タスクフォース 佐藤 克哉(北大医学科2年)
浅川 朋宏(北大医学科1年)
中村 利仁(北海道大学大学院医学研究科医療システム学分野)
木佐 健悟(北海道大学大学院医学研究科医療システム学分野)
村上 学(北海道大学大学院医学研究科医療システム学分野)
企画概要 議論の中心は次の2つを予定しています。
1) 地域医療の現場で、PC医が学生指導をする際の障害とニーズ
2) PC Pipelineの形態の分析と学生に対するPC医誘導の介入方策

6人程度のグループに分かれ、10分程度の趣旨説明の後、グループディスカッションを行います。最後に全体発表[20分]、まとめ[10分]を行います。途中で海外におけるPrimary Care Pipelineに関して紹介も行います。

議論の効果として、PC教育における障害とニーズの共有、PC医へのキャリア・パスの明確化、PC医を増やす方法の発見、などを考えています。参加者の取り組みを共有することで、自分の医療機関に勤めるPC医の勧誘に役に立つかもしれません。学生さんにも積極的に発言していただきたいと思います。 議論の結果は何らかの形で学会へ提言する予定にしています。

想定している参加者は、(1)学生実習を受け入れている医療機関の職員、(2)地域医療実習担当の大学勤務医、(3)地域医療に従事している医師、(4)PC医を増やす必要性を考えている人たち、(5)学生、ですが、どなたでも気軽にご参加いただけます。
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