第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 教育ワークショップ

企画名 【ワークショップ26】機器を必要としない睡眠関連疾患の診療 定員になりました
日時 7月3日(日) 10:35〜12:00
会場 第12会場  20階 パールホールC
開催の目的 睡眠に関連した症状は、不眠、眠気、てんかん発作、頭痛、夜間行動異常、レストレスレッグズ症候群など多彩である。「睡眠」は「脳」に密接に関連し、「睡眠」をカバーできることが「脳」の総合診療医であると言っても過言ではない。本WSは、「睡眠関連疾患」のプライマリ・ケアを可能にするために、①「睡眠」に関連した社会問題を理解し、②患者の抱える「睡眠」の問題を解決するスキルを身につけることを目的とする。
対象 睡眠関連のプライマリケアに興味のある初期・後期研修医、若手医師、他
申込定員 30名
企画責任者 堀 有行(金沢医科大学医学教育学・金沢医科大学病院睡眠障害センター)
タスクフォース 足立 浩祥(大阪大学保健センター 精神科)
企画概要 「睡眠」は「脳」に密接に関連しているが、呼吸器科、耳鼻咽喉科、精神科、神経内科等が、それぞれ睡眠時無呼吸症候群、不眠、異常行動などの特定の病態のみを診療対象にしていることが多く、総合的に「睡眠」を診療できる医師がきわめて少ない。また、「睡眠」の診療には、睡眠時無呼吸症候群を診断するための高額な検査機器を備え夜間に検査をしなければならない、との誤解がある。睡眠関連疾患の多くは、機器を用いない手法で、プライマリ・ケアが可能である。

プログラム(予定):参加者のニーズにより、適宜変更する。
1)「睡眠」に関連した社会問題(ミニレクチャー)(約20分)
2)日常診療で遭遇する睡眠関連の問題(グループ討論、全体討論)(約20分)
3)睡眠関連疾患の種類と診療計画(ミニレクチャー)(約20分)
4)診療計画の実際(症例検討)(グループ討論、全体討論)(約25分)
症例検討は、参加者が睡眠に悩む患者の「睡眠に関連した情報」を持ち寄り行う。
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