第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 教育ワークショップ
企画名 | 【ワークショップ25】ICPC 定員になりました |
日時 | 7月3日(日) 10:35〜12:00 |
会場 | 第11会場 20階 パールホールB |
開催の目的 |
多職種協働において有用なICPC-2の使い方を習得する。 現代の医療では多職種協働が重要であるが、医学用語は必ずしも理解しやすいものではない。このため誤解を生じ、目的を十分に達成できなかったり、事故を起こす事もある。ICPC-2は患者の愁訴を解決する事が重要であるという事が明確にし、円滑な協働が可能となる。本講座ではICPC-2の使用方法と、生活機能分類ICFとの連携について学習する。 |
対象 | 全職種 |
申込定員 | 30名 |
講師 |
藤田 伸輔 (千葉大学医学部附属病院. 地域医療連携部) 山岡 雅顕 (兵庫県 洲本市 応急診療所) 佐藤 幹也 (河北総合病院 家庭医療学センター) 大野 毎子 (唐津市民病院きたはた) 和座 一弘 (わざクリニック) 三瀬 順一 (自治医科大学地域医療学センター) 佐藤 健一 (関西リハビリテーション病院) |
企画概要 |
ペーパー症例を用いてICPC-2のコーディングを学ぶ。これまでのICPC-2ワークショップでは急性期疾患を中心に学習したが、今回は慢性疾患を中心に学習する。慢性疾患では生活改善やその持続、および家族や友人などとの関係性も重要となるため、ICF(国際生活機能分類)による患者の生活背景を含めた表現を学習する。ICPC-2とICFを併用することによって看護の視点、介護の視点、などプライマリ・ケアにおける多職種協働での各職種の考え方を理解することが容易になり、多職種協働を円滑に行えるようになる。またICPC-2およびICFを用いることによって慢性疾患の病態変化を客観的に記載し、医療・看護・介護・リハビリなど多職種の意識統一も容易になる。本ワークショップは多職種が参加するIPE(多職種協働教育)の実践の場とするために、医師以外の参加も歓迎します。 |