第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 教育ワークショップ

企画名 【ワークショップ17】プライマリ・ケアと医療倫理「臨床倫理4分割法を用いて」
定員になりました(プライマリ・ケア認定薬剤師指定講座 1単位)
日時 7月3日(日) 9:05〜10:30
会場 第10会場  20階 パールホールA
開催の目的 日常経験する「何か心に引っかかる」事例はすべて倫理的問題を含んでおり、決して特別なものではない。倫理的問題を認識し、それを多職種で集団的にカンファレンスすることは、これからのプライマリケアの質改善に大きな意味を持つと思われる。このワークショップでは「臨床倫理4分割法」を用いた多職種カンファレンスを参加する皆様に実際に体験していただき、臨床における倫理的事例を検討する。
対象 プライマリケアに関わる全ての職種が対象(学生も参加可能)
申込定員 30名
講師 臺野 巧(勤医協中央病院総合診療部)
川口 篤也 (北海道勤医協 総合診療・家庭医療・医学教育センター)
企画概要 Jonsenらが提唱した「臨床倫理の4分割表」を用いた方法は、倫理的問題のある症例を広い視野から考えることが可能である。問題点を、①医学的適応(Medical Indication)②患者の意向(Patient Preferences)③周囲の状況(Contextual Features)④QOL(Quality of Life)の4つに分けて検討する。

ワークショップでは、まず倫理的問題がどのようなものかをディスカッションする。その後、実際の事例を模擬カンファレンス形式でディスカッションする。カンファレンスの進め方にはいくつかのコツがあるので(グランドルール、目的の明確化、進行のやり方など)、ワークショップの中で触れていく予定である。最後にミニレクチャーを行なって、知識の整理をする。
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