第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 教育ワークショップ

企画名 【ワークショップ15】プライマリ・ケア医とうつ病 定員になりました
日時 7月3日(日) 9:05〜10:30
会場 第8会場  3階 エメラルドルームC
開催の目的 PC医として求められるうつ病診療の基本を学ぶ。
うつ病の疫学、スクリーニング方法、診断・治療などを概説し、翌日からの診療に役立つような実践的な内容を目指す。
対象 医師
申込定員 24名
講師 佐伯 俊成(広島大学病院総合内科・総合診療科准教授)
司会 溝岡 雅文 (広島大学病院総合診療科)
企画責任者 溝岡 雅文(広島大学病院総合診療科)
企画概要 【エッセンス・レクチャー】(45分)
「PC医のためのうつ・不安の診かた~SSRIはどこまで必要か?~」
PC医と精神科医を受診するうつ病患者は、その特性が大いに異なっている。PC医を受診するうつ病は、大うつ病性障害などの重症例よりも、「倦怠感」「不眠」「頭痛」などの身体症状,さらには不安感などを訴えて受診するケースが多い。そして、精神科医向けのガイドラインでの治療を適用しても、一般診療では不首尾に終わることがしばしばある。
 本レクチャーでは、「うつ病」と「ゆううつ」の違い、スクリーニング方法、ならびに薬物療法など、日常診療で頻度の高い「うつと不安の混合状態」を診療する際のポイントを概説する。
特に薬物療法に関しては、昨今のSSRI神話に警鐘を鳴らす最新のエビデンスを提示することによって参加者の注意を大いに喚起したい。
【ワークショップ】(40分)
 翌日から使える具体的な、かつ現在考えうる最善の処方設計を提案し、参加者とともに十分なディスカッションを行う。
前のページへ戻る