第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 教育ワークショップ

企画名 【ワークショップ6】臨床推論能力を高めるヒヤリ・ハット・カンファレンス実演
定員になりました
(指導医養成講習会)
日時 7月2日(土) 9:00〜11:00
会場 第9会場  3階 エメラルドルームD
開催の目的 初期研修医・後期研修医向けの臨床推論能力を高めるためのカンファレンスを実際に体験してもらうことで、自らの診断推論能力を高め、誰もが陥るピットフォールや、症例から得られるクリニカルパールを共有します。指導医については、自施設での教育カンファレンスの運営の参考にしていただけると思います。
対象 初期研修医 後期研修医 指導医 病院管理者
申込定員 36名
講師 松浦 武志(札幌医科大学地域医療総合医学講座)
川口 篤也(勤医協中央病院 総合診療部)
企画概要 成人教育において「振り返り(Reflection)」は非常に大切とされています。また、ヒヤリとした症例やハッとした症例から学ぶことは多く、そうした症例の「振り返り」は非常に有効とされています。しかし、ともすれば、「犯人探し」や「ミスの糾弾」だけに終わってしまいがちなこうした症例の振り返りの方法の一つとして「ヒヤリハットカンファレンス」を提案し、その実演を通して、振り返り技法の理論的な背景などをご紹介致します。 発表者(研修医)は自身が経験した「ヒヤリハット」症例を1ヶ月にわたって振り返り、発表の準備をします。カンファレンスでは、実際に症例を経験したのと同じ順序で情報を提示し、クイズ形式で研修医とディスカッションして、診断にせまります。そのなかで得られたクリニカルパール(教訓)を参加者全員で共有します。多くの病院で実現可能なスタイルと思われ、カンファレンスの運営を行う立場の指導医やリスク管理を行う立場の病院管理者の方々にもおすすめです。
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