第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | シンポジウム

企画名 【シンポジウム12】いよいよ見えてきたグループ診療の未来−地域におけるプライマリ・ケア提供基盤の強化−
(プライマリ・ケア認定薬剤師指定講座 1単位)
日時 7月3日(日) 10:35〜12:00
会場 ホールF  3階 ロイトンホールBC
開催の目的 わが国のプライマリ・ケアの提供基盤を強化するためには、複数の医師が協力して患者の診療にあたるグループ診療を普及させる必要がある。本シンポジウムでは、グループ診療のあり方や実践事例の紹介を通じて、診療所における医療の質向上と在宅療養支援機能の充実のために、プライマリ・ケアの現場で複数の医師が連携することの必要性について参加者の理解を深める。
対象 プライマリ・ケア実践医、診療所医師
司会 大道 久 (社会保険横浜中央病院)
シンポジスト 寺崎 仁 (横浜市立大学附属市民総合医療センター 医療安全管理室)
宮川 政昭 (宮川内科小児科)
苛原 実 (いらはら診療所)
企画概要 プライマリ・ケア連合学会の地域ケアネットワーク委員会の中に、「グループ診療の実践に関するワーキンググループ」が設置された。本シンポジウムは、そのワーキンググループにおけるこれまでの活動実績を踏まえて、これからのグループ診療の方向と役割について議論しようとするものである。3名の演者は、まず平成7年から活動してきた「日本グループ診療研究会」の取り組みを振り返りながら、グループ診療を巡る今までの議論などを紹介する。そして、グループ診療の実践事例として近隣の開業医が連携して患者や住民の広範なプライマリ・ケアのニーズに対応している横浜市保土ヶ谷区の事例、および複数医師の体制で有床診療所を運営し在宅療養支援機能の充実を図っている千葉県松戸市の事例の実情の報告を受け、わが国のグループ診療を巡る現状と課題についての認識を深めたいと考えている。とくに、24時間の在宅支援体制の実現や、医師のみならず看護師や介護・福祉の関係者との連携の充実のためにグループ診療活動の果たすべき役割について論議することがねらいである
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