第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | シンポジウム

企画名 【シンポジウム7】薬局機能と連携
(プライマリ・ケア認定薬剤師指定講座 1単位)
日時 7月3日(日) 9:05〜10:30
会場 ホールB  2階 リージェントホール
開催の目的 在宅医療の重要性が叫ばれる中、薬剤師の在宅医療チームへの参加が進み、地域の薬局機能拡大が求められている。このシンポジウムでは薬局機能と多職種連携をテーマに各地で先進的な取り組みをしている事例を紹介し薬剤師の連携の意義を考える。
対象 薬剤師、在宅医療分野における薬剤師の活動に興味のある会員
司会 山口 俊司 (株式会社アインファーマシーズ 北海道支店 在宅支援課)
古田 精一 (北海道薬科大学地域医療薬学分野)
シンポジスト 狭間 研至 (ファルメディコ株式会社)
古谷 篤子 (なの花薬局東札幌店 在宅訪問室)
畠中 岳 (秋田県薬局すばる
企画概要 3人の先生方に薬剤師の多職種連携の意義をそれぞれの立場から提言していただく。
狭間研至先生から「薬剤師のチーム医療への参画の意義は、医薬品の適正使用・医療安全の確保を通じた地域医療の質的向上にある。今回は、私たちの多職種連携の事例を交え、薬剤師にとってのPDCAサイクルとは何かという観点から薬剤師がバイタルサインに取り組む意義を考察する」、古谷篤子先生から「在宅医療において多職種協働、連携の中で薬剤師の存在感は薄いと感じられる。薬剤師の在宅業務内容が他職種に知られていない事も在宅業務参入の機会が少ない原因の一つと考えられる。そこで薬剤師の在宅業務内容を多職種の方々に知っていただき、今後の薬剤師の在宅業務推進と多職種連携が推進されることを願い、症例を提示する。」また畠中岳先生からは自殺予防の観点から「わが国では、年間3人を超える方々が自殺で亡くなられている。この対策として、フロントラインの地域関係者らが相談や支援を行うにあたって、多職種の連携は、重要な要素である。多職種連携の中で果たすべき薬剤師の役割について、現場での実例から提起する」という3つの事例や症例提起を行い議論を深めたい。
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