第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | シンポジウム

企画名 【シンポジウム6】地域で学生を教える
(プライマリ・ケア認定薬剤師指定講座 1単位)
日時 7月3日(日) 9:05〜10:30
会場 ホールA  2階 エンプレスホール
開催の目的 地域枠学生の定員が全国的に増えつつあります。地域でより良い医療を継続的に提供するには、医師の強制的な配置に頼るのではなく学生・研修医が積極的に地域医療という進路を選んでもらう必要があります。このシンポジウムでは、地域枠学生が象徴する地域医療教育の問題点を整理し、いくつかの都道府県の事例を参考に、次にどのような一歩を踏み出すべきかを考えたいと思います。
対象 地域枠学生や地域医療教育に興味のある方々
司会・シンポジスト 阿波谷 敏英(高知大学医学部家庭医療学講座)
司会 木佐 健悟 (北海道大学大学院医学研究科医療システム学分野)
シンポジスト 鎌村 好孝 (徳島県保健福祉部医療健康総局医療政策課地域医療再生室)
木村 眞司 (松前町立松前病院)
髙石 恵一 (札幌医科大学医学部医学科 4年)
伊関 友伸 (城西大学経営学部マネジメント総合学科)
企画概要 はじめに大学・行政・地域それぞれの立場から現在行っている学生への地域医療教育に関する取り組みを紹介します。大学からは高知大学の阿波谷敏英氏、行政からは徳島県保健福祉部の鎌村好孝氏、地域からは松前町立松前病院の木村眞司氏にシンポジストをお願いしました。
次に、札幌医科大学の地域枠学生である髙石恵一氏に学生の立場から現状を報告してもらいます。また、地方行政に携わった経験から地域医療再生について貴重な提言をされている伊関友伸氏より発言をいただき、最後にフロアーを交えてディスカッションを行います。
本学会は大学所属の会員だけでなく地域で活躍されている大学外の会員が多いのが特徴です。関係者が協力して教育する環境を整えることが重要であると考えますので、大学から地域への要望、地域から大学への要望なども取り上げる予定です。地域枠学生や地域医療教育の現状や互いの立場を参加者が理解しつつ、次にどのような行動を取るべきかを議論したいと考えています。
「地域枠学生」「地域で学生を教えること」に興味のある多くの皆様の参加をお待ちしています。
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