第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 特別シンポジウム

企画名 特別シンポジウム】プライマリ・ケア さらなる発展のために〜WHO Annual Report 2008を日本はどう活かすか?〜
日時 7月3日(日) 9:00〜10:55
会場 ホールE  3階 ロイトンホールA
開催の目的 情報通信や人材移動、医療機器や薬剤、環境問題など、医療を取り巻く環境は世界規模で大きく変化しており、日本の医療もその影響を受ける点では例外ではない。これからのプライマリ・ケアを論じたWHOの年次レポートを基盤にしながら、世界のプライマリ・ケアの動向、そして世界と日本の対比、更には日本のプライマリ・ケアの進むべき道や世界への貢献など、多角的にプライマリ・ケアの発展につながる議論を展開する。
対象 医師、研修医、医学生、看護師、薬剤師、歯科医師、その他介護職者も含む幅広い学会員対象
司会 伴 信太郎(名古屋大学附属病院総合診療科)
草場 鉄周 (北海道家庭医療学センター)
シンポジスト Dr. Tom Freeman, MD, MClSc, CCFP, FCFP Thomas Freeman (Department of Family Medicine at McWhinney's institution, the University of Western Ontarioカナダ・ウェスタンオンタリオ大学 教授)
楢戸 健次郎 (社団法人 日本キリスト教海外医療協力会)
山田 隆司 (日本プライマリ・ケア連合学会)
尾身 茂 (自治医科大学 公衆衛生学)
企画概要 「WHO2008年レポート – Primary Care More Than Ever」では、アルマ・アタ宣言から30年という節目で、1.Universal coverage reforms(健康の平等性を改善)2.Service delivery reforms(健康システムを利用者中心に)3.Leadership reforms(健康関連組織の信頼性を更に向上)4.Public policy reforms(地域の健康を促進し守る)という4テーマで改めてプライマリ・ケアの重要性を示した。
今回、このレポートを基盤にしながら、世界規模でのプライマリ・ケアの動向を知る有識者をお呼びして、欧米・発展途上国・WHOなど多様な視点から世界のプライマリ・ケアの到達点や問題点などにつき幅広く理解を深めていく。更に、世界を知り日本を知る有識者からは、日本のプライマリ・ケアの現状を世界の情勢と対比しながら語っていただき、その長所・課題などを浮き彫りにしていく。最後に、フロアの皆さんとシンポジストで議論を深め、これから世界の中で日本のプライマリ・ケアが進んでいくべき方向性を探っていきたい。
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