第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | メインシンポジウム

企画名 メインシンポジウム1】プライマリ・ケアの質を保証する
日時 7月2日(土) 13:45〜15:45
会場 ホールC  3階 ロイトンホールAB
開催の目的 わが国の医療は医師の絶対数不足、地域別診療科別医師偏在、過剰的専門医療など多くの解決すべき問題がある。医療需要を考えれば、高齢者の増加、地方の二次病院の弱体化、メンタルヘルスの脆弱化などがあり、プライマリ-ケアを専門とする医師への期待が高まっているが、学会としてプライマリ-ケアに取り組む医師の診療の質をどう担保するかをこのシンポジウムを通じて明らかにする。
対象 医師、医学生、その他学会専門医制度に興味がある方
司会 石橋 幸滋(石橋クリニック)
丸山 泉(医療法人社団豊泉会 丸山病院)
シンポジスト 池田 康夫((社)日本専門医制評価・認定機構)
野中 博(医療法人社団博腎会野中医院)
松根 敦子(日本尊厳死協会)
前沢 政次(日本プライマリ・ケア連合学会)
企画概要 旧日本プライマリ・ケア学会、旧日本家庭医療学会、旧日本総合診療医学会の3学会は、それぞれ養成しようとしていた医師像に微妙な違いがあったが、3つの学会が合併して発足した日本プライマリ・ケア連合学会としては、次世代型の家庭医養成を活動の大きな柱として、認定及び研修制度を構築中である。そして、今後はこの次世代型家庭医の診療の質をどう保障するかという課題に取り組んでいかなければならない。
本シンポジウムでは、日本の専門医認定制度の中枢におられる池田康夫様、都市部で開業され保健、医療、福祉の統合に取り組まれている野中博様、国民の声を代表して松根敦子様、そして当学会の前沢政次理事長の4人のシンポジストを迎え、国民が望む家庭医、病院総合医の役割や能力、資質などを、どのような形で保障すれば国民の皆様は信頼を寄せてくれるのか、そして専門医制度が世の中に認知されるのかについて、それぞれの立場からご意見をいただき、歴史の評価に耐えうる専門医制度を構築するための指針としたい。
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