第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | 教育講演

企画名 教育講演8】多職種協動による摂食嚥下障害への対応
(プライマリ・ケア認定薬剤師指定講座 1単位)
日時 7月3日(日) 13:00〜15:00
会場 第2会場  2階 ハイネスホールC
開催の目的 摂食嚥下障害への対応は、病院でも在宅でも徐々に進んで来ています。しかし、実際に地域できちんとした嚥下機能評価を行い、多職種協動で対応するまでにはなかなか至っていません。このレクチャーを通して、摂食嚥下リハビリテーションの重要性を理解すると同時に、地域での取り組みの実例を知り、嚥下機能評価と地域における社様々な会資源を活用した摂食嚥下障害対策を学びます。
対象 医師・歯科医師・看護師・薬剤師・歯科衛生士・言語聴覚士など
司会 小玉 剛(こだま歯科医院)
講師 戸原 玄 (日本大学歯学部摂食機能療法学講座)
企画概要 超高齢者会の到来、要介護者の増加などにより安全な経口摂取が困難な摂食・嚥下障害患者は増加している。また、退院時に経口摂取が不可能なために胃瘻増設となるも、在宅での訓練により経口摂取が再度可能となるなど、医療の場面のみならず生活の場面で“食べること”を支えるという報告は近年数多くみられる。そのような対象に携わるに当たっては多職種での連携が重要となるが、実際に有機的な連携が取れている地域は限られているであろう。今回は、複数の地域における連携のあり方や、対応した症例など、いくつかの事例を紹介したい。今後地域で摂食・嚥下障害患者に対応する際になんらかの参考になれば幸いである。
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