第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 | インタレストグループ

企画名 インタレストグループ8】医師患者関係を鍛える〜バリントグループへの招待〜
日時 7月3日(日) 8:00〜9:00
会場 第8会場  3階 エメラルドルームC
開催の目的 バリントグループとは医師患者関係を改善するために用いられる集団会話的技法です。Michael Balintという精神科医がイギリスで始めたもので、イギリスのGPたちが集まって自分が体験した患者について、主にその患者とのかかわりについて話し合ったのがきっかけです。2010年から有志によるSkype遠隔セッションが行い経験を積み重ねてまいりました。今回はそのリアル拡大版です。
対象 医師、医学生(ご興味があればその他の職種も可)
企画責任者 菅野 哲也(荒川生協診療所)
演者 濱井 彩乃(亀田ファミリークリニック館山)
三浦 太郎(地域医療振興協会池田町立病院)
小嶋 一(手稲家庭医療クリニック)
企画概要 当日はこちらで用意した実際の症例をもとに5~6人のグループで話し合います。その後全体で症例を共有します。具体的には以下の手順で進みます。
1.研修医の一人が症例を提示する。この際に医学的内容は詳細を求めず、自分がなぜこの患者のことが心に残ったのかを話します。
2.医学的な点、症例の不明な点を参加者が症例提示者に質問する
3.症例提示者は一歩下がって議論に参加せず、ほかの参加者が話す内容をじっくりと聞く
4.参加者はまず症例提示者がどう考えるか、どう感じるかを議論する。その上で患者の側に立って患者が医者や医療制度、診療に対してどう考えるかを話し合う。その上でこの両者の関係を考えます。できるだけ「批判しない」「答えを見つけようとしない」という2つのルールを守っていただくようお願いしています。朝の早い時間ですが、ぜひご参加いただければと思います。
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